理念でつなぐ 人と企業と地域社会

多和田常務理事ブログ「コロナウイルス」その1

新型コロナウイルスの大規模流行により2019年12月から全世界が恐怖と混乱の渦の中にいる。ウイルスが海外から飛行機や船を通じて侵入し日本全国に拡散していく様を目の当たりにした。その様子はテレビや新聞で毎日報道されている。私は幸いにもワクチンを2回接種することができた。今は不要な外出を避け、家に出来るだけ閉じこもっている。しかし感染は収まる気配がない。若い人達の感染が次第に多くなり、自宅で死亡するケースや子供を残して母親が入院するケースもある。本当にコロナは怖い。どんどん変異株が見つかり、今後どうなるか見当もつかない。コロナウイルスが一刻も早く収束して通常に戻れることを心底願う。コロナウイルスは克服すべき人類の敵である。このことは明白なのだが、ウイルスのことをどれほど私たちが知っているかとなると自信がない。ウイルスは、本で読むと増殖の為の代謝機能を持たないため生物とはみなされないと書かれている。しかし他人のふんどしを借りて厚かましく無制限に増殖するではないか。そして死に至らしめることもあるではないか。結果として増殖するのだから生物と言っていいのでないか。ウイルスは本当に非生物なのか。そこでやっと氣がついた。こんな得体のしれないウイルを十把一絡げ(じゅっぱひとからげ)で考えてしまうから訳が分らなくなってしまう。そもそもウイスの定義は、科学者が全てを外包する概念として考え出したものであり、ウイルにとって、「そんなの関係ねぇ」はずだ。だからウイルスの何たるかに迫るために、ウイルスについて多面的に知ることが重要だ。そこで今回のシリーズでは、ウイルスについて本で読んだこと、自分が知っていること、話題になっていることなどを順次取り上げてみたい。時には遺伝子の立場から考えることもしてみたい。参考になれば幸いである。

多和田常務理事

多和田悦嗣

理念経営協会 常務理事 キリンホールディングス株式会社 元常務取締役

*理念経営協会 無料メールマガジン お申し込みは下記からお願い致します。

https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/ywfp3963

https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/ywfp3963
ページ上部へ戻る